春風吹いて

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白根での展示会 ご案内

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白根での展示会 ご案内2

4月7日から約一ヵ月の間、シロネプレッソさんで絵を飾らせていただきます。

展示タイトルは「春風吹いて」、雪の絵、風の絵を中心に抽象絵画を展示します。

よろしかったらいらしてください。

 

前回の蔵織での展示タイトルが「冬の便り」だったので、今回は春になったし、風の絵も何点か飾る予定なので、「春風吹いて」というタイトルにしようと、軽く決めて、広報誌に載せるタイトルも春風吹いてでお願いしますと、お伝えした。

DMのビジュアルは、春色の風の絵にしようと思った。

風の強い日に何度かチャレンジしたが、なかなか上手くいかず、そのうちに印刷に出さないといけない期限が来てしまい、今更個展のタイトルを変える事も出来ないので、一般的な春風のイメージからは遠い、雪解けの絵を使うことにした。

 

よく見ると、春の伊吹が感じられ、雪が溶け出すような画像かなと、思っている。

ハイテンションは続く

東京のレストランの絵は、また延期になりました。

これも何かのタイミング

きっと良い流れ

 

ハイテンションの制作は、今も続いている

昨日も朝6時に出て五頭山の麓へ

この時期の雪は、何日も新雪は無い

斜面に積もった雪が日中溶けて、雪が夜に固まる

締まったザラザラな硬い雪

画面に色を乗せて滑らせる

なんだか気に入らなくて何度も滑らせる

そうそう良いものが出来るわけじゃない

 

絵の具で汚れた雪をスコップで片付ける。

こんな行為をやって、ロクな作品も出来なくて、ため息が出る

時間を掛けて絵の具の付いた雪を拾うが、全部の絵の具を取り切れるわけじゃない

こんな山を汚す馬鹿げたこと止めようかと思う

 

雪の付いた画面を車に積んで、帰る途中にもどんどん雪が溶けだす

カーブで右に流れ、坂を登って、下って、ブレーキを掛けて

家に着いた頃にはほとんどが溶けて、新たな図像が現れる

 

これが楽しくて、なかなか止められない

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ストーブに反射した光

 

配信

「メローアートアワードが配信されたよ」

と朝、妻に起こされた。

うるさいなあと思いながらも、眠い目を擦りながら、映像を見ると、とても綺麗な映像と音楽で、自分が紹介されていて嬉しかった。

海外からも沢山応募があった中での受賞は、本当に軌跡的なことだと改めて感じた。

応募のご縁をいただいた方に、感謝です。

これからも止まることなく、制作に励みたいと思います。

 

今日も雪の絵の制作に、五頭山の麓に行ってきた。

風も強かったので、風の絵にしようか迷ったが、まず東京のレストランの作品が出来ないといけないと思い、雪の絵にした。

今制作での悩みは、野放図になりすぎず、作為的になりすぎず、全体をまとめられるかということ。

試行錯誤は続きます。

 

メーローアートアワード

award.mellow.love

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祝いの花

 

春一番

相変わらずの制作が続いている。

昨日は雪の絵を制作しに行こうとしたら、雨が降ってきたので雪の絵の制作は中止して、代わりにアトリエの掃除をした。

個展をすると、いつも制作やら、準備やらでアトリエが散らかり放題になる。

個展が終わり、ひと段落すると、毎回アトリエの掃除をしてクールダウンするのだが、今回は連日、雪が降ったり、良い風が吹いたりするので、個展前のテンションのまま制作が続いている。

 

今日は風が強い。

気象台の予報で北陸に春一番が吹いたということで、海岸に行って風の絵を制作してきた。

自宅のベランダでの制作でも十分風が強いが、海岸は予想以上だった。

常に良い風が吹いていて、たまに猛烈な勢いで吹き続ける。

風の描く線の勢いが半端でなくて、面白かった。

しまいに台紙のダンボールがベコベコになり、制作が続けられなくなったので、パネル張りの紙で制作をした。

そのうち暗くなり、色のチューブをひねるのだが何色かわからない。

それでも制作を続けて、家に帰って明るい所で作品を見た。

作品は期待したこともなく、がっかりだった。

まあそんなことです。

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雪に滑らせた直後の絵

 

雪の絵、風の絵

月曜日からクリニックの仕事。

仕事を終え帰宅すると、強風で家ががたがた揺れている。

個展で風の絵が良いと褒められたこともあり、風の絵を制作することに。

ご飯を食べる前に一仕事。

食後も雪が混じる中、制作する。

筆に付いた墨が氷初めて、しまいには紙に描けなくなってきたので終了した。

 

次の日も風が強い。

クリニックの仕事を休ませてもらったので、朝から風の絵の制作をする。

昨日の筆を墨の入った洗面器に入れて置いたら、凍って少しづつ溶け出した状態で描いてみる。

なんだか今までと少し違う書き味で、楽しい。

午後は雪の斜面に絵を滑らせようと、水原の工事現場まで。

昨日積った新雪を期待していたのが、風で雪が飛ばされて、斜面は凍りついた硬い状態。

 

自然が相手だと予想通りにいかないことがあり、面白い。

 

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雪の絵を製作中

 

次に向けて

今日は大荒れな天気。

家を出る頃には、強風に大粒の霙がビタビタ飛んできて

そんな時には傘をさしても無駄なので、そのまま濡れて歩く

新潟で学んだこと

 

撤収の日

苦労して準備をして、個展を開き、観に来てくださった皆さんを迎える宴

今は残された作品を一つづつ梱包する。

前に展示したけど売れ残った作品が、今回は何点か行き先が決まった。

虫食いの葉も多くの方の元へ届いた。

ありがたいことです。

 

白山神社にお礼のお参りをして、お祝いに頂いた花束を箱に詰めて、ギャラリーに挨拶をして10日間お世話になった蔵織を出た。

 

次は、東京のレストランの絵をこれから造って。

4月には白根のギャラリー、シロネプレッソで個展が決まっている。

次に向けて進んでいこう。

 

この寒い中で、家の外に出るのも億劫なのに、時間を作って会場までお越しくださいまして、ありがとうございました。

また機会がありましたら、どうぞ観にいらしてください。

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頂いた綺麗な花達を箱に入れて

 

 

 

 

荒天のなか

mellow Art Aword事務局から、提出した10点の作品も含めて、絵のコメントを英語で送って欲しいと、メールが来た。

僕一人だったら、多分とんでもない英単語の羅列で、理解できない英文を作って送っていたと思う。

妻の英語が達者で良かった。翻訳の仕事をしている。

彼女が丁寧に言葉を選んで文章を完成させて、転送をした。

 

 

去年一年休んでいた時に、風に描いてもらう絵(風の軌跡)が100作出来たので、今回の展示で発表した。

それが好評で、皆さんにいいねと言ってもらった。

 

金曜日は猛烈な風が吹いて、ギャラリーの古い建物は建具がガタガタ揺れていた。

帰り道は自転車に乗り、追い風に煽られて、すごいスピードで家まで着いた。

この風を放っておけないと、ベランダに出て風に絵を描いてもらった。

この日は満月で、流れる雲の合間から時々見える満月が美しかった。

寒風が手に突き刺さるようだったが、月明かりの中、どんな画面になるのかとワクワクした。

 

土曜、日曜は雪が降って荒れる、という天気予報が出ていたが、両日とも案外晴れてお客さんが沢山いらっしゃった。

 

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佐渡からの贈り物


皆さんにいろんな言葉と、勇気と、制作のヒントなどを頂いた。

それを糧に次の制作を頑張ります。

あと1日です、よろしかったらいらしてください。

絵の解説をさせていただきます。