何故伊豆で働く事になったのか?

なぜ伊豆で働くようになったのか、経緯をお話したいと思います。


まずはお金が無くなったからです。
予備校を辞めて貯金を崩して、妻やみなさんに応援してもらって、生活してきましたが限界も近づき、妻にも促されアルバイトをする事にしました。


新潟で働きながら自宅で制作する事も考えるのですが、新潟だと時給が低い仕事しか無く、お金を貯めるのに制作時間が無くなるので他を考えます。


6月にシロネプレッソさんでの個展が決まっていたので、5月迄の2ヶ月間集中して働くことにしました。
働くなら住み込みで良いから集中して収入を得るのが、気持ち的にも割り切りが出来て良いと思い調べます。
車の製造ラインの仕事に面接に行きますが、「きついよ」と言われ尻込みをつき、しかも3ヶ月の派遣労働契約と知り、断念します。
他に東京で肉体労働、ガードマンなどアルバイト検索サイトで探すのですが、40代後半でどうなのか?と自分のなかでふんぎりがつかず、問い合わせる勇気も持てずにいました。


そこで最後に若い頃経験のあったウェイターの仕事を考えてみることにします。
リゾートで住み込みなら食費や寮費がただになるので、好条件ではあるのです。
でも禿げた髪の毛と、うんと昔に経験した事で、しかも失敗ばかりの駄目駄目ウェイターだったので、これしかないなどと考えた訳でもありませんでした。

写真は新潟を出た3月24日魚沼の風景です。