小さなオアシス

住んでいる家の横に、植え込みのできる小さなスペースがある。

僕は自然が好きだから、勝手に生えてきた草も全て愛おしく、水やりをしている。

水遣りをすると、色々な昆虫が驚いて木の葉の裏から飛び出てくる。

ウスバカゲロウやら、スズメガ、バッタ類、ジャガイモの茎にはカメムシが大量に付いていて、一斉にゾロゾロと茎の上の方に移動する。

 

その中に椿の大きな木が生えていて、木陰を作り、この時期には特にホッとする。

僕は散歩する時に、木陰を求めて歩くので、我が家の脇の小道を散歩ルートにしている人もいるに違いないと思い。

夏の暑い最中、環境にも良いことをしていると思っている。

 

周囲の人の中には夏の最中にバッサリと木の枝を落とす家もある。

綺麗さっぱりして良い、という見方もあるが、木も悲しいし、木陰のなくなる僕は悲しい。

そんな人にとっては、このジャングルのような、緑地を快く思わない人も居ると思う。

蚊がいたり、毛虫が付いていたり、そんな事が嫌だという事なんだろう。

 

そんな事は構わない、僕は毎日せっせと水やりを続ける。

 

 

ちょっと前に受賞したMellow Art Awardですが、アプリを充実させているようです。

また進展がありましたら、お伝えします。

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タケニ草の花