変わらず工場に通っている。
雪道の通勤は今のところ慣れたと思う。
車がいつ滑るかと怖々運転するなんて、バカらしい。
車が自然に滑るのを感じながら運転している。
職場の人達は海外の人が多いせいか、色んな人がいるのを許容しあっていて、おおらかな雰囲気が良い。
仕事内容はその日に行くと、部署が割り当てられている。
この仕事の割り振りには、疑問を持っている。
休む暇が少しもないくらい、肉体的にも厳しいところがあれば、
大人数でべちゃべちゃ喋りながら適当に働ける楽なところもある。
激しい孤独な部署のすぐ隣で、ノンビリ働いていたりするので、この部署割りには常に疑問を感じてしまう。
最近はもっぱら、キツイ部署があてがわれる事が多い。
楽な所ばかりで働くいている人もいるので、つい不公平ではないかと不満を持つてしまう。
50過ぎのおっさんじゃなくて、若い人に代わってもらえないかと正直思う。
先日、今年初めて楽な部署があてがわれた。
その日は休暇をもらったような、楽な一日だった。
キツイ事
は悪い事ばかりではない。
ここ何年かで習慣付いた、緩んだ筋肉が、少しずつ引き締まってきた気がする。
そんな事が少しだけ嬉しい。