ナイトドライブ

職場まで片道20キロある

最初は一般道だが途中から自動車専用道になる

自動車道なので信号が無く、渋滞がなければスムーズに走る

特に中番の帰り道が気持ち良い

冷房なんか付けなくて、窓を全開にして走る

深夜なので車も少なくて、マイペースに走る

道の両側にはススキなど草が生い茂り、秋の虫が鳴いている

高速で車に乗りながら色々な虫の鳴き声を楽しむ

夜行列車に乗りながら、踏切のサイレンが近づいて来てだんだん遠くなるのと似ている

鈴虫やらコウロギやらが思い切り鳴いている

次から次へと色々な秋の虫の、声のシャワーを浴びながら

 

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遠くの山に大雨が降っている


ささやかな楽しみになっている

 

月山

相変わらず、微熱は続いてる

ネットで何気なく調べたら、ストレス性の微熱というのがあるらしく、職場に行って検温しているから、体温が上がってしまうのかもしれない

 

 

高校の時の友人が出張で山形に来ている

それで遊びに来ないか?と誘ってくれた

たまたまシフトで土曜、日曜日が休日だったので、山形に行ってきた

どこに行きたいか聞かて、いまいち良いプランが浮かばなくて、月山麓にある湯殿山神社に行くことにした

早速地形図を買って山の形を見てみると、マンタかコウモリか謎の生き物が翼を広げて飛んでいるような形が見えてきて、地図からも何か特別な山だと読み取れた

 

友人の仮宅に一泊して翌朝早く

国道から外れて、細い山道をくねくねと1時間ほど走ると、神社に向かう有料道路の入り口があり、そこから3キロ程坂道を上がると巨大な鳥居が見えてきて、その前が駐車場なっていた

駐車場に車を停めて鳥居をくぐり神社まで、上り坂をひたすら登る

標高は千メートルくらいで、高原の日差しが眩しい

鋭い形の山が二つ狛犬のように手前にそびえ立ち、その間から奥になだらかな高い山が見える

それが湯殿山らしい

どんな社があるんだろうかと想像しながら、さらに山を登ると道が終わり土産物屋が現れる

神社はそこから下った所にあるらしい

細い道を下ると、撮影禁止の看板が目に入る

さらに進むと、高原の小川の谷筋に、小さな小屋が点在している

立派な社があるものとばかり思っていたので、ちょっと拍子抜けする、がとりあえず行ってみる

古来から伝承された山岳信仰の厳かな空気が感じられて

撮影禁止というのもなんだかわかるような気がする

この何もない谷間の空気を感じ取って欲しいということなのだろう

入り口で靴と靴下を脱いで、入山料を収めお祓いをしてもらう

戴いた紙で出来た人形を体に当てて小川に流すと、無病息災、ご利益があるらしい

小川には何体もの人形が浮いていた

裸足になりコンクリートで固められた谷筋の道を下ると正面に大きな岩が現れる

これが御神体らしい

岩の上に温泉が出ているらしく、濡れた岩から湯気が出ている

今思うことをお参りして、帰り道にあった足湯に浸かり再び来た道を戻った

大自然の中、昔から続く祈りの場を体感出来、とても良い時間を過ごした

現代でさえも車で来るのに大変な、秘境といえるような山奥に

昔の人は歩いてここまで来たなんて驚かされる

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湯殿山神社から麓の大鳥居を望む

 

遠くに月山の穏やかな山容が見える

山頂には月山神社があるらしい

いつか登ってみたいと思った

 

 

検温

働いている会社は、出勤前に検温が義務付けられている。

37℃以上の熱があると、上司に伝えて休みになるらしい。

僕は自宅にある体温計が壊れてしまったので、出勤してから会社の体温計で検温している。

それが10日程前から検温をすると、毎日37℃3分とか37℃2分とか、37℃を超えてしまう。

出勤してそのまま帰る気にはなれないので、検温表には36℃8分位に虚偽の申告をして、何喰わぬ顔で働いている。

確かに体がだるい気もするが、一々休んでいたら給料が貰えないどころか、信用を失うことになるので、馬鹿正直に申告出来ない。

 

今日久しぶりに休みになった。

家で寝ててもいいが、微熱払いに山登りに行ってきた。

外気温は32℃、急斜面を一歩一歩登ると汗が止めどなく流れて、シャツがびしょ濡れになった。

山は虫の楽園で、メジロアブに追いかけられ、ブユが目に入ろうと煩く顔の周りを飛び回り、オオスズメバチが興味シンシンに近寄ってきた。

止まるとアブが何匹も寄ってくるので、休まずに登ったら後半バテバテになった。

見晴らしの良いポイントでご飯を食べて、帰りは来た道を下って帰ってきた。

 

心身共にリフレッシュ出来た。

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山のナメクジ


明後日、出勤時の検温が楽しみだ。

 

 

 

 

制作の時間

昼頃起きると体がだるくていけない

十分に睡眠時間は取っているのだけれど

なんだか変な夢を見ていたような気もする

作品を作る時間もほんの少しの時間に限られている

 

大学時代の友人にY君がいる

彼は結婚して、子供を育てながら、土建業で働きながら、毎年個展を開いている

どんなに大変なことか、今なら想像が付く

なかなか出来ることではなくて、尊敬します。

 

次は夜勤です

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長い雨、キノコの季節

 

空白

雨の降る夜中に出かけて、マシーンの騒音に浸る

仕事が終わり窓のない灰色の空間から窓のあるところまで来ると、雨が上がりの五頭山が雲の切れ間から綺麗に見えた

そんなさりげない感動が嬉しい

昨日、今日と休みだったが、次の出勤にあわせて睡眠時間の調整もしなければいけない

寝ないで我慢して動くが、ぼーっとして耐えきれなくて寝て過ごす

明日からは早朝勤務、朝から夕方まで世間と同じ勤務時間帯

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風に揺れるブタナ

 

久しぶりのドライブ

所持している車のエンジンベルトを交換しなくてはいけないと、以前からディーラーに言われていたのだが、なかなかタイミングが合わずに交換出来なかった。

ようやく昨日休みだったので、車屋に愛車を持って行った。

修理に一週間掛かるらしく、代車を借りられたので、その代車で松代までドライブに行ってきた。

普段工場や近所の工事現場など、騒音にさらされていたので、鳥の鳴き声風の音しかしない静かな空間にいられたのは、心が休まるひとときだった。

 

明日から中番、夕方に出勤して、日付が変わる頃に帰宅する

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そよ風

代車で通勤する一週間になる

一月が過ぎてゆったりと頑張ろう

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今年もよく咲いたよクレマチスの花

工場で働き始めて、ひと月が過ぎた

相変わらず、社員はマシンのトラブルやら設定で忙しそう

派遣は簡単な作業や、社員の作業の準備をする係

あくまでもマシンのオペレーター補助なので、社員が忙しそうに動き回っているのに合わせて

サポートする役目

初めの頃は社員の指示もほとんどなくて、社員ばかりが動き回っていて、自分は突っ立っているのが心苦しく、余計な事をして怒られたが

一月経って、なんとなく何をすればいいのかがわかってきたので、気持ちにもゆとりが出てきた

何が大事かというと、社員が動き易いようにすることか?

いや、まず第一に順調にマシンが稼働する事、オペレーターの邪魔をしない事

割り当てられた限られた仕事をちゃんとこなす事

マシンの様子を観察する事

そんな事が今の役目なのだろう

 

明日から早番、出来るだけストレスを溜めないように、ゆったり頑張ろう