プチ一人旅

先週の日曜日は、花カレンダー展の時にお世話になったギャラリー銀花さんのイベントに、上越の頸城にある坂口記念館迄行って来た。
田園の中に部落が散在し、家の周りに林があって、自然が多く残る昔ながらの風景が懐かしく、美しかった。
齋藤真一の本で読んだ、瞽女さん達もこの辺りを尋ね歩いたんだろうなと想像した。
坂口記念館は何種類もの椿が植えてある、美しい庭がある古いお屋敷で、お茶とお菓子を戴いて来た。
そこで出されたお菓子を乗せた器を持ち帰り出来る、という粋な企画で、奥さんとぼくと器を戴いてきた。
椿の絵の描かれた、素敵な器だった。

帰りは安塚にある大杉を見て、その巨大さに圧倒されてた。
柏崎から北陸自動車道に乗ろうと、山間の狭い峠道を行くが冬期閉鎖で道路が封鎖されていた。
戻るにもだいぶ大変だし、もう幾ら何でも暖かいから、通れるだろうと強引に行ってみると、残雪があり行く手を塞いでいた。
少し戻り別の迂回路を行くが、その道も封鎖されていた。
仕方なく松代から十日町まで出て、関越道から帰る事にした。
豪雪地帯の積雪は、想像を超えるものだと実感した。

昨日は写真のプリントを依頼する為に、東京を訪れた。
千駄ヶ谷にある出版社を訪れて、飯田橋の叔父の家を訪れて、水道橋のギャラリーを訪れて、キャノンのサービスステーションにカメラの清掃に行って、タワーレコードに寄って、と急いで
用事を済ませて新幹線で帰った。
東京は本当に人が多く、人を縫って歩くのは久しぶりだった。
プチ一人旅もたまには良いもんだ。


また今年も石井ゆかりさんの本、「星栞」に写真を載せて頂く事になりました。
http://d.hatena.ne.jp/hoshiori/幻冬社コミックスから、5/31日発売です。

それと6/26日より、京都で個展をすることになりました。
https://twitter.com/gencomi_v/status/337509448107048960
https://twitter.com/gencomi_v/status/337511297937719297

また詳しい事は後日アップします。