帰省

1日の朝、雷が鳴って大粒の雨が降る中、妻と実家の岡崎に向かって家を出た。
妙高を越え長野に入ると雨は止んで、空は晴れて来た。
岡崎は三が日、時々曇ったが、だいたい天気が良かった。
僕は久しぶりの晴れに喜んでいた。
妻は新潟と天気が違うんだと驚いていた。
そのあと妻が言った言葉が印象的だった。
岡崎と新潟で半々に天気が入れ替わったら良いのにと。
岡崎の人に冬の新潟の天気が曇りや雨ばかりで、どれだけ天気が悪いと言ったところで、どれ程が実感出来るだろうか?
それと同じように、震災の被災地や福島の大変さをどれ程報道したところで、実際に行ってみないと、それは実感出来ない事なのだろう。