深いお話

個展2日目。
普段絵を描いている時に、絵に自分の良いところ、嫌なところがストレートに出るようで、気になる事がある。
例えば全体のイメージがあって先へ進むべきなのに、良い部分があるとその部分に引きずられて、全体のイメージが変わってしまったする。
そんな時柔軟ともとれるが、意思が弱いとも思える。
常々まじめな作画に嫌気をさして、つい自然の力に頼ってしまう。
それがいつのまにか自分のスタイルになってしまったのかもしれない。


今日、ある素敵な画家の方が作品を見に来てくれて、良いお話が聞けた。
「絵を描くと言うのは、自分とは何ぞやという問いかけなんだ。」
「別に上手く描こうとする必要は無く、何度も重ねて出て来たものに新しい発見があるんだ」
といったようなお話で、すごく深いお話でありがたかった。


もうひとつ、木の葉のペタペタを見に来て下さったお客様が、実際の木の葉を押し葉にして持って来てくれた。
ありがとうございます。