今回の展示で何人かの方に、新潟は初めてですか?と聞かれた。
ぼくは1、2回来た事がありますと答えていた。とくに去年の秋に友達に雨の街を撮影してくれと頼まれて、新潟が雨らしいというので、徹夜して新潟まで出掛けて撮影した事が記憶に新しかった。
ところが、数回新潟に行った事があるのを思い出した。
最初は大学院の二年生の時ウエイターの仕事をしていて、越後湯沢のニューオータニで一夏働いた。
東京の虎ノ門パストラルという所で浪人時代ウエイターをやっていて、仕事が遅くていつも怒られていたのだが、新潟ではぼくよりみんなのんびりしていて、働き易くなによりも周りの人達が暖かくて過ごし易かったのを覚えている。
そのとしの秋にこんどは、大学の研修旅行で、長岡の北越製紙の工場に見学に行った。これまたみなさん温かい人達ばかりで、生意気な大学生に対して本当に親切にしてくれたのを覚えている。山で採れたと、キノコ汁を食べさせてくれたのも良い思い出だった。
その後は5年程前だろうか、新潟港からフエリーで佐渡に行って島の北部を巡った事。これは一人旅だった。
そして、去年の秋の雨を追いかけて、村上から新潟、長岡迄駆け回った事。
そして最近だが4/9、10に高田を訪れた事
そして今回の蔵織での展示。
すべてが良い思いでで、特に人の温かさを感じるんです。新潟の人には良い印象しか記憶に無い。
話が変わりまして、きょうは一日中スキャンの日でした。200枚ものフイルムをスキャンして、保存しました。でもまだ高田のフイルムが300枚以上。そして今回の新潟の写真を明日現像に出す予定です。
しばらくスキャンという単純な作業
[%7C]
に追われそうです。