アップフィールドギャラリー

今日が誕生日で僕も42歳になりました。古くからの暦で大寒というこの一年で一番寒い時に生まれたんだなあといつも思うんです。
きょうも寒い一日でした。

昨日は新潟から、星織の展示でお世話になった、五十嵐さんが展示を観に来てくれた。今日は同じ星織で展示を共にさせて頂いた写真家の相田さんが新潟から観に来てくれた。お二人とも変わりなくお元気そうだった。特に相田さんは連絡も無くひょっこり見えられたので、驚いた。
声の大きな方で、元気を頂いた。相田さんが帰られた後、自分の声が少し大きくなっているのに気が付いておかしかった。

その後ギャラリーのオーナーの上野さんとお話をした。昨日もオーナーとカメラマンの野寺さんとお話をして、おもしろい話をたくさん聞かせて頂いた。

去年の秋、個展の場所を探そうとして、まず写真情報誌フォトステージの永津さんにお会いしてギャラリーの情報を頂いた。
その後も忙しく過ごして、ついギャラリー探しから遠ざかったのだけれど、山手線の展示をしたいとは考えていた。そんな時総武線の取材で、水道橋を訪れて、このギャラリーにふらっと立ち寄ってみたところ、その時出会わせたギャラリーの方に、週幾らくらいですか?と尋ねたのをきっかけに、上野さんを紹介されどんな写真を撮っているのかを聞かれて、僕が絵も描いていると話をすると興味を持ってくれて、次の日に作品を見てもらい、その日の内に個展をやらせて頂く事になった。

やらせて頂く前から良心的なギャラリーだと感じる所があったのだが、ご一緒してみてつくづく思う所ではある。
上野さん自身が儲け主義じゃない所、や展示に親身になって関わってくれる所が、普通じゃあ無いと思った。

それは、展示期間にも現れていて、10日とか20日と長いスパンで貸して頂けて、会期中無休なんです(多くの場合週単位で、日曜祝日が休みの所も多い)、利用料金も驚く程安い、その上準備期間を2日間も頂いて、それであれだけの枚数を設置する事が出来たわけです。(多くの場合、前の人の撤収が終わった後2時間でやってくれと、信じられない程の慌ただしさを要求されるんです)と、そんな所にもオーナーの良い展示をカメラマンにして欲しいという優しさが感じられます。

それに多くの写真好きの人は何気なく写真を撮っているんだと思うが、そんな人にこんな風にした方が良い、ああした方が面白いと親身になってアドバイスをくれるんです、上野さんは仕事としても美術館の展示のプロデュースもされていたり、美術大学の卒業制作のアドバイスをしたりと、凄い人で、僕の今回の展示も、展示の構成を大まかに自分で決めたのだが、上野さんにアドバイスを頂いて、今の展示形態に納まった。
お陰様で、展示を見て見飽きないとか、流れるように写真を見れて良かったなどの声を頂いたりして、うれしい限りです。

そんな上野さんの所には、上野さんのアドバイスを求めに、写真を見てもらおうと連日多くの人が来る、そして無償で親身になっていろんなアドバイスをされているようだ。なかなかまねの出来ない事ではある。

最初適当なきっかけ作りに京浜東北線の写真を撮り始めて、山手線になり、総武線の写真を撮っていてこの素敵なギャラリーに出会う事になったわけです。おもしろい事です。http://www.upfield-gallery.jp/アップフィールドギャラリーです。

写真は、目白です。今時こんな神事をされているのを、
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どんな人がやっているのか知りたくなります。