毎日もの作り

帰って来て、きょうもがんばったなあと思った。
ここん所休んでいるようで、休みが無いのかもしれない。一日中家に居ても写真を整理したり、個展の準備をしたりしている。
散歩の様な取材に出掛ける時も、見ようによっては休みなのかもしれないが、制作活動の一つだし、毎日常日頃景色やものを見る事が、僕らにとって仕事なのかもしれない。

こんな生活もここ数年の事で、以前は一日中寝て妄想にふけったり、テレビをダラダラ見る事もあった。
司馬遼太郎の本の中でですが、「人間の一生の中に春夏秋冬を見る事が出来る」と吉田松陰が言ったとされる。
ぼくは30代前半まで、結構ダラダラと生きて来た気がする。それはいかにも春眠(春ボケ)にに似ていた。
最近になって少しづつ熱くなって来た。季節でいうと初夏のようなところだろうか。
これからまだ熱くなるんだろう。

写真は今回の展示に選ばれなかった写真、高田馬場のものです。
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