押し入れの段ボール

風邪がなかなか治らない。
食欲はあるのだが、味がしっかりわからないので困る。
ここん所天気が良いので、毎日に近い程布団を干していたら、近所のおばさんに「まめねえ」「しかしまめねえ」とあきれたのか、それとも感心されたのか。


押し入れの奥にしまわれたままになっている段ボールがいくつかあって、それを開けて整理している。
ある段ボールからは昔の日記帳が沢山出て来て、東京に出て来た頃の物を読んでたら当時の記憶が蘇って来た。
岡崎から出て来て、千駄ヶ谷の予備校に通って、毎日トップを狙うつもりでがんばってたのを思い出した。
一気一優していて、熱気を帯びていた。
他に大量のフイルムが出て来て、只今捨てるか捨てまいか一枚一枚見ては確認していて、なかなか大変な作業だ。

あの熱気と今の落ち着いた思考が同居すると良いんだろうな。