太郎代

昨日今日と晴れて暖かく、春のような一日だった。
そんな中昨日は新潟東港の近く、工場と石油コンビナートに囲まれた砂丘にある集落、太郎代という所へ行ってきた。
これより先に道はなく、100戸程の集落が小高い丘の上にあった。
丘の上でも一番見晴らしの良い所に神社があり、雪を冠った五頭山飯豊山がよく見えた。
歩いていると、櫓のようなものがある、細長い朽ちかけた建物があちこちにあった。
動物を飼う小屋だろうか?鉄砲を打つための櫓なんだろうか?といろいろ想像するがわからい。
庭に出ていたおじいさんに聞いてみると、タバコを乾燥させる小屋なんだそうだ。
その小屋も、今は使われていないらしい。

曲りくねった小路と、変わった形の小屋があり、昭和初期の街に紛れ込んだような感じがした。