自己責任

自己責任、従兄弟からよくこの言葉を耳にする。
自由の国アメリカだから、その人の選択は自由で、それによって生じた結果に責任を伴うということらしい。
聞けば当たり前の事のようだが、忘れている事もある。
グランドキャニオンにしろ、今日行ったセドナにしろ、絶景ポイントが沢山あり、危険な所程眺めが良くて、身を乗り出したくなる。
日本なら危険と思われる所には、鉄柵を設けそれ以上向こうへ行けないようにしてある。
もしもそこで人が落ちるような事があれば、役所は厳重に管理するに違いない。
従兄弟の話に寄ると、グランドキャニオンでも、ひと月に何人か落下して亡くなっているらしい。
それでも柵を作ったり、立ち入り禁止の看板を立てていない。
広大すぎて管理が行き届かないのかもしれないが。
危険を冒して、眺望を楽しんでも良い、墜落してもその人の責任なのだそうだ。