一瞬の記録

今日はユタ州南部、ブランディングという町を出発した。
途中アリゾナ州ペイジという町の近くにある、断崖絶壁の眼下に流れるコロラド川を眺めるポイントに、40分程寄り、また車に乗りフラッグスタッフという町に夕方着いた。
ほぼ一日中乗っているのだが、一日の撮影枚数は600枚を超える。
大半は車の助手席に乗りながら、広大な景色や、雲や、家や、馬など、走り去る風景をを記録する。
時速100キロのスピードで移動するなか、一瞬で構図を決めるのは大変だ。
良いと思った時に、パワーウインドウを下げて、カメラのスイッチを入れて、ピントを合わせて、シャッターを切る頃には、良い瞬間が通り過ぎている。
馬が横向きの良いシルエットを見せているので、写真を撮ろうとカメラを用意する頃には、馬のお尻を狙うことになる。
いままで撮った何枚かに、良い写真が残っていれば良いが、眼で見た瞬間をダイレクトにチップに記録出来る装置が欲しい。