明けまして2018

明けましておめでとうございます。
去年の暮れから今年の抱負をいろいろと考えていたのですが、どうも頭の中が整理出来ていませんでした。


ブログに上げる写真が今ひとつだなあと自分なりに考えていました。
ブログ内容、あるいは自分の日常も地味で、それを書いたところで見ている人が楽しめるのか?とも思いました。
特に冬になると家に籠りがちで、この新潟の暗くて湿った空がなんだか好きになれないのです。
そんな新潟も暗い中にきらめくような光が射すことがあり、とても美しい瞬間です。
その瞬間をカメラに収めるべく、青森の津軽半島迄の日本海岸沿いを、徒歩で歩いてみようと思いつき、わくわくしました。
道中吹雪もあるだろうし、困難な旅だとは思うのですが、だからこそ良い景色に出会えるんじゃなかと考えました。


今朝ポロリと妻にそんなことを話しのですが、家の事情もあるし大きな目標を設定しなくてはと改め、考え直すことにしました。
この計画はまたの機会に取っておくことにして、現実的な目標設定をしようと思います。


今年は一月恒例の小さな美術館「季」さんでの展示を、止めさせてもらうことにしました。
去年の秋にずっと続けて来た、一年のサイクルを見直そうと思ったからです。
次の目標は7月に予定されているシロネプレッソさんでの個展です。
この展示でふと青森迄の旅の写真を展示するのも良いかと思ったのですが、展示内容は再び考えます。
それが終って秋の初め9月頃に東京で展示をしたいと考えています。
そのあと10月に新潟でカレンダーも含めて展示したいと考えます。


大まかな計画は以上ですが、作品の内容を省みます。
自然の形を記録する事(アースワーク)をさらに前進させたいと考えます。
雨の絵が退色をするのでと始めた木の葉の版画ですが、少し作業的になり過ぎている感があり、また新たな風を入れたいと思います。
同時に木の葉の作品も含めて、もっと作品の完成度を高める事も必要かと考えます。
アースワークの意義ですが、居住空間に自然の造形を提供したいと考えています。


とりあえず今年の目標を書き連ねてみました。
内容が伴うかどうかわかりませんが、前進しようと思います。
ことしもどうぞよろしくお願いいたします。


正月は実家に帰り大木巡りをしました。
川沿いの土手の脇に樹齢300年とまだ若いですが、枝振りの健やかなクスの大木がありました。
700年後さらに大きくなったこの樹を、同じように眺める人がいるといいなと思いました。