今年を振り返り

今年いち年を振り返る。


1月に恒例にさせてもらっている、小さな美術館季さんで雨の絵の展示を開催した。


3月終わりから一月弱、従兄弟を訪ねてロサンゼルスに行って来た。


帰国後撮り溜めた写真を整理する暇もなく、ひと月半後に三方舎さんで木の葉のスタンプの個展をさせて頂いた。


個展が終わったと思ったら、また8月に白根プレッソさんで雨の絵の個展をさせてもらった。


その間に妻の知り合いのロシア人の方と親しくなり、三方舎に僕の絵を見に来てくれて、とても良いと褒めてくれた。
彼は環境分野を専門とする学者で、その分野で世界的に有名な方らしい。
彼は僕の絵を外へ広めようと親身にアドバイスをくれた。
一つが僕の絵を知人の美術関係者に見せるので、ポートフォリオを造ること。
もう一つがホームページを造ること。
そしてプロジェクトとして、10月にモロッコで開催されたCOOP21に、ロシアチームの為にイメージビデオを造って欲しいという話だった。
ロシアのブースのモニターに、僕の雨絵を流して環境に関するキーワードを挿入する、というものだった。
モニターの近くにホームページとメールアドレスが書かれた名刺を置いておいた。
結局何の音沙汰もなかったが、良い事があるかと期待させる出来事だった。
ひとつ嬉しいことが、彼のお姉さんが霊能力者で僕の絵が宇宙と交信しているとか、エネルギーを感じるという事らしく、思ってもみない意見に驚いた。


そんな事でホームページもまだ中途半端でみなさんにお知らせ出来ない状況で、本もなんとなく形になったくらいで制作が止まっている。


今年もカレンダーを造り、10月後半にheya銀花と、蔵織さんの2会場で同時開催の個展をした。
準備期間も短く、2会場でそれぞれ違う新作(木の葉のスタンプと雨の絵)を用意しないといけないのは厳しかった。


といった具合で常にイベントに追われて、制作を顧みる時間のない、バタバタした一年でした。
いろんな事が重なり、とりあえず間に合わせたのは良いのですが、やりきり度の低いものになってしまったのが反省です。


年が明けたら21日から季さんでまた次の展示がはじまります。
今回は充実させたいと、期待しています。


写真は昨日、絵を霰に晒したところです。
残念ながらこの後すぐに霰が止んでしまい変化が少なく、また手を加えて再度雨に当てるつもりです。