ある方から絵を飾りたいと声が掛かり、車に絵を摘んで妻と二人で目的地に向かった。
右が信濃川で堤防脇の信号の少ない、流れの良い道を走っていた。
都市中心部の道としては流れがいいので比較的交通量が多い。
何本か枝道が交わり、この道に入るには信号のある交差点か、一時停止の標識の交差点があった。
僕は前の車その前と何台か連なって走っていた。
反対車線の前方に右折しようとしているトラックがあり、その後ろに何台か車が溜まっていた。
止まって右折させてあげようかなどと思ったが、良い流れだったのでそのまま走って、ふとサイドミラーを見ると僕の後ろも沢山の車が続いていた。
そして前を見た瞬間、助手席の妻の悲鳴と同時に、一時停止の左の道から青い車が右折ランプを付けて飛び込んで来た。
慌ててブレーキを踏んだが間に合わず、衝突した。
多分ものすごい衝撃だったようだ。
軽自動車から若い男性が出て来て、「すいません」と声を震わせていた。
その後、僕も停止出来る体制で運転しないといけない、と警察に怒られた。
でもF１ドライバーでも事故を避けるのは無理だろうと思った。
妻は救急車で運ばれたが、幸い対したことはなかった。
家に帰って再度お約束をしていた方に連絡をすると、まだいらっしゃるというので、衝突で変形した車でその方のところへ向かった。
絵を見て喜んでもらえて、大きな絵を買って頂いた。
どうしようもなく重い心が少し軽く明るくなった。
ありがとうございます。
明日から伊豆で働きます。
車がないので電車で向かいます。
インターネットが無いので、メールやブログなど出来ないと思います。
何も無い所らしいので、日記など書こうかと思います。
どうして、伊豆の山奥のその場所に引き寄せられたのか、不思議です。
ゴールデンウィークが開けたら帰ってきます。
