日暮里の寺町

今日はいい天気だった、そして満月だった。
日暮里の寺町を一つ残らず歩くつもりで出掛けたのだが、お寺の数が多く写真を撮りながら歩いていたら、43寺を廻って日が暮れてしまった。地図をみたら80くらいの寺が集まっていたのだが、実際には地図に載っていな寺の数も多く、たぶん100寺を超えるくらいの数があるんじゃないかと思う。
京浜東北線と山手線の撮影で何度も訪れて、改めて良い街だと思う。お寺お墓が多く空が広い事。古いものを大事にしている心。大木が多い(緑が多い)。
青山や六本木なんかがお洒落だと言われているけど、ぼくはこの街のがお洒落な気がする。家々に小さな花が植えてあったり、秋にはどこからかキンモクセイの香りが漂って来たり、住んでいる人が日々の暮らしを楽しんでいる感じがして良い。お寺の造りも麻布や高輪なんかの鉄筋で出来たビルみたいなお寺よりも、大きな木の柱のある瓦屋根の昔からのお寺が日暮里には残っている。

写真は岐阜2です。街角や古い家の隣に神様が祀ってあったりする。ツバメの巣が多かったりする。そんな素敵な街でした。