碧南

ニコンサロンの展示の公募ですが、残念ながら落選でした。要因はいくつかあると思います。振り返ると作品自体はそんなに悪くは無いと思うのですが、そこも独りよがりな判断なのでしょう。展示枚数が140枚と多過ぎるのも問題かもかもしれないです。今回の撮影では2000枚は撮ったとは思うのですが、これもあれも見せたいと思ってしまい、絞ったつもりで絞りきれてないのでしょう。規定では出展する全ての作品を提出しなくてはいけなかったのですが、ファイルと、プリントが今回間に合わなくて、140点のうちの70点ほどしか提出出来なかったのもまずかったと思うのです。他にテーマが山手線とアバウトだったように思います。
まあそんな事で、展示方法と場所をまた探しに行かなくてはいけません。
でも、公募には落選しましたが、テーマはわからなくても、おもしろい写真がたくさん撮れたので、次につなげて良い展示をしたいと思います。

話は変わりまして、日曜日に本当は出勤の予定だったのが、ぼくの勘違いで出向せずに時間が出来たので、急きょ足尾に撮影と山登りに行ってきました。
足尾は以前銅の採掘をしていた足尾銅山が有名で、炭坑の鉱夫たちの木造の長屋住まいが、あちらこちらにあり、今はもう高齢者しか住んでいないのでしょうが、そんな寂しげな印象が夕張の街と似ていました。

車で一泊して、翌日は地形図を見ながら適当に斜面を登って尾根沿いを歩い頂上を目指しました。途中尾根道の行く手に熊がいて、しかたなく尾根道を迂回して斜面を歩いて頂上を目指しました。何て事無いはずがドキドキしてしまい、自分の小心さに腹が立った。他にも鹿やカモシカを間近に見た。

山歩きをすると何か良いひらめきが湧いてくる。今回も良いアイデアが浮かんで来た。きっと日常の混乱から解放されて頭の中がスッキリと整理されるのかもしれない。何も考えないのが良いのだろう。

写真は愛知県の碧南という街です。ここも昔は一つの藩があった所で、古い街並みや、大きなお寺がありました。