前回の日記を書いた次の日も朝から雨だった。
昼まで佐渡のパン屋さんのお手伝いをし、午後から温泉に出掛けた頃には雨が土砂降りで、バイパスでスピードを出して運転するのが怖いくらいだった。
この日は「塩の湯」という温泉に入った。
塩っぱいお湯と、石油系の独特の匂いのする温泉だが、源泉が暑くて、体がとても温まるので好きな温泉だ。
次の日その次の日と晴れて、遅いキノコ探しに山に入った。
例年ならあるはずのキノコがまるで見当たらなかった。
時期がずれて、崩れたキノコがあったりするが、それもなかった。
きっとこの夏の日照りで、菌糸が死んじゃったんだろうと推測した。
いつもより早く下山したので、少し寄り道して行ったことの無い尾根に行ってみると、2本の沢筋が集まる大らかな谷があり、水の音の綺麗な心地よいところに出た。
そこにある倒木に、ヒラタケとムキタケが出ていた。
沢筋の湿気がかろうじて菌糸を守ったのだろう。
今日もよく晴れて、ほっと出来る1日でした。
ありがたいことです。