今日も雪山

あれから雪の山を目指して、車に道具を積んで五頭山の麓に出掛けたが、雪は無くそのまま帰って来た。

5日か6日前のことだ。

妻や、妻の友人も今年は雪が無いんだから、無理に雪で制作せずに、病院の絵を優先したらどうだと言う。

その通りだと思う。

 

でも違うのだ、今年やりたいし、制作を続けることでイメージや次に繋がるアイデアが出ているんだ。

それを来年になったら忘れちゃうだろうし、来年に持ち越しなんて出来ないんだ。

 

今日は雪の絵を造ろうと、村上の先、山北に行くつもりで家を出た。

途中見晴らしのいいバイパスを走っていると、近場に雪があるのが見えて、急遽行き先を変更して、新発田市にある二王子岳の登山口まで行ってみた。

林道を上がってくと、どんどん雪が深くなり、進めなくなる不安に駆られながら急坂を登っていくと、山の田んぼの良い斜面に出会え、絵を造ってきた。

 

持って帰って来た絵は、まだ雪まみれで、今はベランダにある。

ゆっくりと雪が溶けて、全体像が見られるようになるのが楽しみだ。

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二王子岳

 

勝負の年

石井ゆかりさんの星占いを見ると、今年の山羊座は星のめぐりが良いらしい。

妻にもこんなチャンスはないんだから、頑張れと言ってくれる。

その占いの通りに、去年の暮れから忙しい。

前々から作ると言っていたホームページを今具体的にどうしようかと、煮詰めている。

これから形にして行くのも大変な労力だと予想される。

 

ご縁のある病院の院長先生から、病院の壁に何枚かの絵を飾りたい。

との依頼があり、壁面をどうするか提案をして、決まったら作品を制作して行くことになる。多分雨の絵になると思う。

 

以前お話を頂いた、東京のレストランの壁面に絵を飾る依頼も、今日連絡があり具体的に話が進みそうだ。

一度会場を見行き、それから今ある絵をチョイスするなり、新しく制作することになりそうだ。

 

今年の冬に雪の絵を通算100枚になる迄作りたくて、今90枚まで出来た。

あと10枚は制作して、東京のギャラリーに売り込みに行くつもりだ。

 

しかし貯金が無くなってきた。

またバイトを探さないといけない。

 

一歩一歩前に進むしかない。

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雪の絵の模様

 

 

今週

月曜日は、守門岳の麓来伝というところまで、泊まりで雪の絵を制作しに行ってきた。

守門岳の入り口へ続くスカイラインの、行ける所迄(標高400m位)迄いくと、雪で通行できなくなり、そこで一晩明かすことにした。

雪は堅めの雪で、雪面が波打っていて、初めて出会った雪面の感触だった。

一昨日、昨日は新潟でも積雪があり、ようやく冬らしい景色になった。

風も凄まじく強く、ベランダで風の絵を制作したが、何枚かの絵が風に飛ばされて飛んで行った。

今日は五頭山の麓まで行ってみたが、思った程の積雪は無く、ちょっとした斜面を見付けて、絵を滑らせて来た。

他にも依頼されたデザインをしたり、アトリエの配置換えをしたりの一週間でした。

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月明り

 

雪が無い。

日曜日は下田村の奥、守門岳の麓に雪を求めて出かけた。

以前3月頃にスノーシューハイキングをしたことがあり、その時は道の両側に壁が出来ていて、人の背丈位はあった。

標高が上がれば雪があると思って、どんどん登って行ったが、全く雪が無い。

さらに上っていくと標高300m位の所で、道路が鎖で封鎖されていてそれ以上は進めなかった。

仕方なく麓の温泉に浸かって帰って来た。

 

昨日は南からの強い風が吹いていたので、風の絵を制作した。

冬と春の空気が何度も入れ替わるのか、明日も風が強いらしい。

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遠くに見える粟ケ岳

 

色々で混雑

今週も色々忙しい。

色んなことに意識が向いていて、頭が混雑している。

頼まれたデザインの仕事も進めなければいけない。

新たに頼まれた仕事はスケールが大きくて、まだ大枠が出来て無い。

アトリエが散らかりすぎて、たまにイライラするので、整理する為に収納家具を作り、部屋を使いやすくしたい。

絵の制作の方も、やりたいことがたくさんある。

今年の冬は雪の絵に全力を注ぐ予定だった。

多分例年のように雪があるつもりだったが、毎年出かけている五頭山の麓に先日出かけると、あるはずの雪が全く無かった。

後日、村上の先、山北に出掛けると、ちゃんと雪があった。幾つかの絵を作ってきた。

雪は降らないが、雨は多いので雨の絵も進めないといけない。

突然風の強い日があるので、風の絵もやっている。

こちらもなかなか気まぐれで

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ファンヒーターの上にある、乾いたバラの花


面白い。

明日、明後日は天気が崩れないらしい。

雪の絵を作りに遠出しようと思う。

 

山口達己という名前

父は長男だった為、自分の親が体を悪くしたのをきっかけに、東京の仕事を辞めて、実家の岡崎に帰り、靴の組立ての仕事をして暮らしてきた。

本当は東京で活躍する夢を諦めての帰郷だったそうだ。

その後、母と結婚して、二人の男子が生まれて、次男には自分の望んだ事をやらせようと思い、「達己」という名前を付けたらしい。

読み方は「たつみ」で、宛名書きで「たつみ」と打っても、達己という漢字は出てこない。

己の字は自己のこで、普通は「こ」と読み、当て字で、「己を達する」という意味があるらしい。

 

この「達己」という名前の人があまり居ない。

今までに一人だけ遭った事がある。

20代の頃、東京でウエイターのアルバイトをしていた時の事で、苗字は堀江さんだった。

お互いに珍しいねと言いながら「頑固な名前だよね」なんてその人がいうので、その時はそんなもんかと思ったが、その頑固というのが頭から離れないで残っている。

その後同じ名前を見た事が無い。

 

昨日妻がアウトドアショップに行くというので、付いて行った。

妻は何も買わなかったが、僕は厚手の靴下が欲しくて、山用の暖かそうな靴下を買ってレジに行くと、メンバーズカードを要求された。

持ってなかったので、忘れたというと、名前を告げたらポイントを付けてくれるというので、名前を告げた。

なかなか検索に手間取っていたので、確か10年程前に新宿店で作ってもらった事を話すと、その店員さんは前に新宿に勤めていたらしく、気さくに話しかけてくれた。

その後もちょっと間を置いて、「あれ」と一瞬、間があった後で「中央区の山口さんですよね。」とカードを探してくれた。

会計を済ませてから、実はもう一人同姓同名で生年月日が同じ山口さんが世田谷区に住んで居ると教えてくれて、僕も目を丸くして驚いた。

車に戻り妻に話すと、年も同じなのかと妻が聞くので僕も気になり、またお店の人に聞いてみたが、店の人も個人情報だとそれ以上教えてくれなかった。

 

山口達己という同姓同名の人間が居た驚き。

しかも同じ日に生まれたとしたら、凄まじい偶然だと、感動した瞬間だった。

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雪の華

 

 

散歩日和

一昨日の午前中は、新潟の冬には珍しくよく晴れて、光が美しかった。

こんな日に家にいるのはもったいないと、カメラをぶら下げて散歩に出かけた。

見るもの、見えるものが新鮮で輝いて見えた。

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チューリップの花びら