ジャンルー、シーフ展

新潟でお世話になった、写真家の相田さんと、五十嵐さんがお勧めのジャンルー、シーフ展http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-22.html東京都写真美術館に見に行ってきました。
モノクロの人物写真が主で大胆な構図の写真が飽きる事無く、緊張感とおもしろさの連続で、良かったです。やっぱり超一流っていうのは違うなと感じ入る所です。
色々思う事はあった気がしますが何よりも心に残ったのは、技術的にどうのこうのというより、遊び心が凄いなと思うところです。一度地位や名声を得ると、自分の技術を守りにしがちでしょう。あるいはスタイルを作って安定志向に走るものでしょうが、シーフの作品は常にいろんなアングルや、いろんな視点を楽しんで探している感じで、驚きました。ファッションの仕事としてだけで人物を撮ってなくて、その場のいろんな可能性を探りながら写真を撮っている事が素敵でした。
もう一つは白黒と色を限定した中での美しさ、ぼくもモノクロをやってみたいと思いました。これからは、カメラを二台ぶら下げて、一つはカラー、もう一つはモノクロって感じで。

その後石井ゆかりさんの記事が載る雑誌社の編集の方から、僕の写真を使わせて欲しいと連絡があり、出掛けてお話を伺うと、なんと白黒で僕のカラー写真を使いたいと言う事で益々モノクロを勉強しろと言う事なのでしょうか。
どんな風に成るのか今後が楽しみです。


写真は新潟のものです。
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