有楽町

地震の影響なのでしょう、地域全体が落ち着かない雰囲気の中にあるようです。
少し前0時頃には川口市の余震警報サイレンの怪しい音階が鳴り、家のすぐ裏にサイレンがあるのでびっくりするんです。
そして火事があったのでしょうか、遠くで幾つものサイレンと、救急車のサイレンも聞こえます。

今日は新宿のジュンク堂書店と、タワーレコードに行ってみたのだが、両店共に6時に店を閉めていた。節電対策なのだろうか、大規模な余震があるという情報からなのか?
ヨドバシカメラに行くと、いつも過剰なネオンが点灯しているのだが、今日はネオンの電気を全て消していた。この薄暗さは昭和の頃を思い出す。子供の頃の街はこれくらいの照明が普通だったんだと懐かしく思った。

新宿南口では日本共産党のたすきをした人達が沢山居て、地震の募金をしていたのでぼくも○○千円ですが募金をした。今回の地震は尋常じゃないので少しでも募金をしなくてはと思う。今後もしていこう。みんながみんな自分の事で不安で命一杯なときにこういう活動をしてくれるのは本当にありがたい事です。

赤羽からの帰り道、ガソリンスタンドに沢山の車が並ぶ渋滞が出来ていた。大地震の時に車で逃げる為の準備なのだろうか?レギュラーガソリンが売り切れましたというスタンドもあった。みんなに不安が広がっているのだろう。テレビで被災地の悲惨な映像ばかりを沢山見ているのも関係しているのだろう。

不安なのは人間だけでは無い、昨日から50メートル程離れた通りの向こうの家の犬が、余震の揺れに興奮して6、7時間ずっーと鳴きわめいている。
飼い主がそれに反応しないので、たちが悪い。
昨日深夜にその犬に食パンを丸めて投げてやったら吠え立てられたが、数分後には食べたのだろう一瞬静かになった。
その犬がその家にやって来た頃の事を思い出す。まだ小さい犬だったんだろう、親犬から離されて寂しかったんだろう。かわいい声で懸命に甘えた声で一晩中叫んでいたのだが、飼い主は応じようとせず、今に至っている、散歩に行っているのも見た事が無い。
今もずーっと泣き叫んで喉がこじれそうな勢いで懸命に主人を呼んでいると思うのだが・・・・飼い犬は飼い主を選べない。

そして今日東京芸大の合格発表があった、毎年のように泣き笑いの瞬間だ、こればかりは何ともしがたいんである。
合格した人も不合格の人も、未来はこれからで、現時点の泣き笑いでは無く問題はこれからなんです、と言いたい
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。今泣いて後で笑う人もいるんだから。

自分もがんばらなくちゃいけない、とりあえず混沌とした状況を整理して、考えをまとめて行きたい。

写真は「山手線」に展示しなかった写真からのチョイスで、有楽町です。