巨大マンション群

京浜東北線の終着駅大船から横浜方面に2駅の所に港南台という駅がある。この間駅の近くを散歩して写真を撮った。この付近には巨大なマンションが立ち並ぶ。そのエリアは隣の本郷台、洋光台へと続く、初めて訪れたのだが所々に森や薮が残されており、山を削ってこの巨大なマンション群を造成したのだとわかる。ふと昔はどんな景色だったのかと思ってみる。環境破壊が叫ばれる近年このマンションが出来て森を追われた動物達の事を考えると胸が痛い。
 でも考えてみればこのマンションという形態は環境にとって優しい存在なのかもしれない。この限られた狭い土地に14階建てのマンションに224世帯が暮らしていてる。もし224世帯を個建てにしようとしたらたくさんの土地が必要になるのだろう。
 もし世界中で話し合ってみんなが”10階建て以上のマンションに住みなさい令”なんて出来たら余った土地は広々とあり、楽園に様変わりするのではないか?などとアホな事を考えた。

もう一つ、工業団地というエリアはあるが、工場マンションみたいのがあって、ボックス形の大きな空間がマンションになってたらおもしろいし、中小企業では場所代が省けたり、環境にやさしくて良いのではないだろうか。