現な像

奥さんに借りたいろんな写真家のインタビューをまとめた本を読んでたら、杉本博司さんhttp://www.sugimotohiroshi.com/portfolio.htmlがおもしろそうだなと思って、本屋で「現な像」という本を買って読んでみた。

まだ読み始めだが、僕が個人的に写真を撮っているのに、杉本さんは人類の歴史の中での自分の表現、といった大きな観点から写真を考えていて、頭の良い人が居るもんだなと。ぼくにはとってもショッキングだ。

ぼくは若い頃活字を読むのも苦手だったのもあるが、本なんて読まなくて、知識よりも実際の体験や作品制作の方が大事だなんて思っていた。
最近になって本を読み始めてみて、もう少し若い頃に読書をすべきだったと思っている。



自分の作品の役割。これは生涯考えるべき事なのかもしれない。

今回の写真はネガフィルムのものです。