ハードな暮らし

目が覚めると何となくだけど、バイセクシャルかゲイかの人に追われて、逃げている夢を見ていたようだ。
その前にも同じような夢を見ていた気がする。
神経が疲れているのか?どうも眠りが浅いようだ。


朝五時に起きて、6時に出勤をする。
朝食はバイキング形式で、どんどん押し寄せるように来るお客を席迄案内し、ひたすらお皿を下げる。
すぐに満席になり、レストランに入るのを待たされるお客も居る。
ひたすらお皿を下げる。
お皿だけを下げるわけではなく、沢山の食べ残しもきれいにしつつ下げる。
自分が食べる分だけ食べ物を取れば良いのに、と思うがご馳走を目の前にすると、好きな物をあれこれ多めに取っちゃうもんだ。
朝食を片付けて、ディナーの準備をして、11時頃寮に戻る。


ご飯を食べ、洗濯をしたり、少し仮眠する。
4時過ぎに出勤する。


ディナーは朝食とは比べものにならないくらい、忙しく大変だ。
洋食のコースで、オードブルが2品と、オードブルとスープとの間にパスタが入り、魚料理、肉料理、デザート、食後のコーヒー、紅茶。
肉の時に、ご飯、みそ汁、お新香がいるか?聞いたり、料理が多すぎるのでフォーク、ナイフを初めにテーブルセッティング出来なくて、料理の前にその都度一人一人テーブルに付けていく。
1回に自分の持つテーブルが一つなら良いが、大抵3つくらいの席を同時に見なくてはいけない。
食べるのが早い人もいれば、そうじゃなかったり、テーブルでも雰囲気はちがう。
途中で飲み物をお願いされたり、水が欲しいなど要望を伺いながら厨房へ次の料理を発注して、出来上がったらはこぶ。
三席の料理の進み具合をみながらお皿を下げたり、ナイフやフォークをセットしたりする。
何年もここで働いている人でも大変らしく、顔お真っ赤にしながら動き回っている。
みんな自分の受け持ちだけで精一杯、他人に構う暇なんてない。まるで戦争のようだ。
一通り終わり、片付けをして、明日の準備をしていると思ったら様子が変だ、どうやらもう一回戦あるようだ。
5時の部と、8時の部があり、1日2回戦こんな事をしなくてはいけないのだ。
またオードブルから肉料理へとドタバタがはじまり、汗でびっしよりだ。


終わると明日のバイキングの準備をして11時くらいに寮に帰る。
ご飯を作り、風呂に入り、少しボーッとして、1時には寝る。


また朝5時に起きる。