ターニングポイント

半年ぶりでしょうか?

久しぶりのブログで、失礼します。

あいつはどうしたんだろうと、気にかけて下さった方いたとしたら、大変失礼な事です。申し訳ございませんでした。

僕は変わりなく元気に過ごしております。

ただ、何か良いニュースがあったらブログを更新しようと思っていたのですが、取り立てて良いニュースがあるわけでもなく、ブログを描く機会を失ってしまい今日になってしまいました。

 

その間に何があったかと思い返しますと。

去年の秋に友人から電話があり、知人に美術館などのキュレーションも手がけているキュレーターの人がいて、その方が面白いアーティストを探しているというので、友人は僕の事を紹介した。

その人に僕から連絡を入れてみてという事だった。

 

こんなチャンスは無いと、連絡をしたが忙しい方のようで、なかなか日程が合わない中、一度リモートでお話がしたいというので、リモートでやりとりをしたところ、パソコンの画面越しに見せた波の作品と雪の絵が面白いとのことで、実際に僕の作品を観たいので新潟迄観に行くと言ってくれた。

ところがとても忙しい方なので、その後の連絡は今日か明日かと待ったが、無かった。

 

とりあえずお見せするための作品を作ろうと、今年の冬は雪の絵を沢山作った。

木製パネルも100枚近く作って、準備をしていた。

 

その間ちょとした大きな出来事があり、妻との関係がとても良くなかった。

冴えない自分に、今後どうするのかと迫られて、妻には4月までに新潟以外のところで展示をすると約束をした。(結局この約束は果たせませんでした。)

 

年が開けて2月になり東京にギャラリー巡りに出かけた。メインはそのキュレーターの方と友人とアポイントを取って作品を観てもらう事だった。

 

その方は忙しい合間に自分の為に時間を作ってくれた。カバンに入るサイズの小さな雪の絵とポートフォリオを見せて、その後飲みながら親身に話を聞かせて頂いた。話の内容はやっている事は面白い、が山口達己という根っこの所が弱い。という事だった。

その方は良い人で、その後もまた作品を見せて欲しいと言ってもらえたのはありがたかった。が、僕の気分は暗かった。

妻にかける言葉も無いし、何より今まで信じてコツコツやってきた作品が、評価されなかったんだからショックだった。

 

帰ってまずアトリエにある雪の絵を観てみた。悪くないと思った。

とりあえず間を置いて、このスタイルは続けて行こうと思った。

ただ自然任せの出来ちゃった作品の良し悪しを、絵を観る側に委ねるのは良くないと気付かされた。

結局は自信を持って、僕の作品は素敵ですと言い切れていないところに問題があるのだと思った。イマイチな絵が出来ても、自然のやる事だから仕方が無いと、自然任せに言い訳をしている事に気が付いた。

 

益々妻との関係が悪くなり、口を聞かない日が続いた。

妻は3月に妹と対馬に旅行に出かけて、対馬は良かったと元気で帰って来た。

それが新潟で元気が無くなったのか、また6月に対馬に行くというので、ぽろっと僕も行きたいなと独り言のように言ったら、意外な事に往復の飛行機代は自分が貯めたマイルから出せる。

残りの旅費、宿泊代やレンタカーのお金を含めて結構お金が掛かるが、出せるなら一緒に行ってもいいよと言ってくれた。

この最悪な夫婦の関係を良くしたいのと、そんなに対馬がいい所なのかと言ってみたくなったので、無理をしてでも僕も対馬に行くことにした。

 

行く前からなんとなく、対馬に行くと良い風が吹いてくるような気がしていた。

偶然かわからないが、北欧のジャズトリオ、トリオセンスのターニングポインツというアルバムを手にして、聞いていた。

 

長くなったので、後日続きを記します。

 

話は変わりまして、作ると言ってながらなかなか手掛けなかった、ネットショップを現在製作しています。

もうすぐ出来上がります。

対馬の便りと同時に、次回ブログでご紹介します。

対馬の岬から新潟方向をぼんやりと眺める。